【ロンドン小倉孝保】史上最大の強盗の一つ、英国?大列車強盗事件の犯人、ロナルド(ロニー)?ビッグズ元服役囚が18日、ロンドン市内で死去した。84歳だった。ロイター通信などが伝えた。ビッグズ氏は数年前から心臓病などを患っていた。
ビッグズ氏ら強盗団(計16人)は1963年8月8日午前3時、英中部グラスゴー発ロンドン行き郵便列車を南部バッキンガムシャー付近で停
ニューバランス スニーカー車させ、運転士を殴って積んであった260万ポンドを強奪した。現在の価値で約4000万ポンド(約67億円)に当たる。
ビッグズ氏は禁錮30年の有罪判決を受けたが65年7月にロンドンの刑務所を脱獄。パリで整形手術を受けオーストラリア、ブラジルで逃亡生活を続けた。
望郷の念が募って2001年5月、36年ぶりに帰国し収監されたが心臓病や肺炎などで健康状態が悪化したため09年8月に釈放された。その後、
ニューバランス レディースロンドンの福祉施設で暮らしていた。事件についてはテレビ?ドキュメンタリーや映画が製作され、ビッグズ氏は自伝を書いている。事件についてビッグズ氏は最後まで、「後悔していない」と語っていた。
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