終わってみれば、低空飛行のまーんまだった。先週日曜に最終回を迎えたNHK大河「八重の桜」。全50話の年間平均視聴率14.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)と大河史上4番目に低い数字で幕を閉じたのだ。
結果が結果である。「平清盛」でワースト視聴率に終わった松山ケンイチは直後の主演舞台もパッとせず、痛手を被った。となれば、今
ニューバランス996回も、主演の綾瀬はるか(28)に少なからぬ影響があってもおかしくない。「タレント好感度ランキング」で3回連続女性トップの座に君臨する人気女優も、厳しい状況に追い込まれるのか。
ところが、芸能評論家の金沢誠氏は「今後も“綾瀬ブランド”は堅調に支持を得る」とみる。
「『八重の桜』の視聴率が伸び悩む中でも、好感度ランキングの首位を守ったのは、人気が普遍的なものになりつつある証拠。その人気が視聴率につなげられないのはマイナスという見方もできますが、そもそも“高視聴率女優”で売り出したタイプではない。本人の人柄やイメージを武器にコマーシャルで支持を獲得してきたCM中心型の女優なのです。化粧品、清涼飲料、電化製品といずれも同世代の女性をターゲットとした商品のPR役を務めてきた。大事なのは
ニューバランス1400キャラクター。ドラマの視聴率は二の次、三の次です。ここ最近流れているカメラの新CMを見ると、表情や立ち居振る舞いに磨きがかかってきた。大河の過酷な現場を経験し、自信が芽生え、ひと皮むけたのかもしれません。スポンサー受けはますます良くなるでしょう」
年末の紅白歌合戦では司会だけでなく、歌声も披露する。よほどの音痴じゃない限り、またまたブランド力は高まりそうだ。
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