尼崎市内のアパートで中学3年の男子生徒(15)が監禁、性的虐待を受けたとされる事件で、逮捕された無職沖野玉枝容疑者(43)が、同様に逮捕された少年少女を金属バットで殴るなど、暴力で従わせていたことが10日、兵庫県警への取材で分かった。一方で食事を与えるなど世話もしており、状況に応じて使い分け、精神的に支配していたとみられる。
県警少年捜査課などは11月下旬、男子生徒に対する監禁と強制わいせつの疑いで、沖野容疑者と出入りしていた14~18歳の少年少
ニューバランス スニーカー女6人を逮捕。同課によると、男子生徒(15)が沖野容疑者の長女(14)に交際を申し込んだことでトラブルになったという。
沖野容疑者の指示で、出入りする少女らが男子生徒を呼び出し、同容疑者のアパートに約3時間にわたり監禁。少年らが男子生徒に刃物を突き付けて脅し、その様子を動画で撮影したという。
同課によると、少年少女は沖野容疑者の長女の知人などで、今年2月ごろから出入りするようになった。同容疑者の家族5人を含め、一時は計10人前後が寝泊まりすることもあったとみられる。
沖野容疑者は少年少女の食事の面倒をみる一方で、気に入らないことがあれば金属バットで殴ったり、どう喝したりしたという。同課の調べに
ニューバランス レディース少年らは「最初のうちは優しかったが、次第に殴られるようになり、怖くて逆らえなかった」と供述したという。
同課などは10日、同容疑者と少年少女6人を神戸地検尼崎支部に最終送検した。
PR