「1票の格差」が最大4?77倍だった今年7月の参院選の無効(やり直し)を弁護士グループが求めた訴訟で、東京高裁(鈴木健太裁判長)は25日、「国会は長期間にわたり選挙制度の見直しを見送っている」として、「違憲」とする判決を言い渡した。
ただ、選挙無効とした場合の影
ニューバランス スニーカー響を考慮し、請求は棄却した。また、広島高裁松江支部(塚本伊平裁判長)は同日の判決で、参院選を「違憲状態」にとどめる判断を示した。
二つの弁護士グループが参院選について起こした計16件の訴訟は、これで15件の判決が出され、「違憲?無効」が1件、「違憲?有効」が2件、「違憲状態」が12件となった。
参院選を巡り、最高裁大法廷は昨年10月、最大格差が5?00倍だった2010年選挙を「違憲状態」とし、都道府県単位の選挙制度の見直しの検討を求め
ニューバランス レディースた。ただ、国会の是正策は選挙区定数を「4増4減」するにとどまっており、この評価が争点となっている。
この日の二つの判決はいずれも、「投票価値の不平等は看過できない程度に達していた」として違憲状態にあると判断。その上で、是正に必要な合理的期間が過ぎていたかどうかを検討した。
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